20080721
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正直いうと、大正ロマン猫姉さんを描きたくて仕様がありませんが、手がついてきません。。。
どこをどう間違ったか、本日はクインゼル女史と蝙蝠。
もうネタがありません。どの辺がエルスかわからない…。エルスじゃないんじゃないの、コレ。
どこをどう間違ったか、本日はクインゼル女史と蝙蝠。
もうネタがありません。どの辺がエルスかわからない…。エルスじゃないんじゃないの、コレ。
「ハーリーン・クインゼル!!!」
夜のゴッサム、バットマンの定位置ともいえるガーゴイルの眼下ではぶち切れた闇の騎士と、彼に黄色い声援を送るスッピンのハーレークィンという珍しい光景が繰り広げられていた。
「いい加減に、しろーーっ!」
ワイヤー付のバッタランが飛び交うが、意外にちょこまかと逃げて、ハーレークィンが捕まらない。
暗闇にも光る明るい金髪に色っぽい流し目の似合う瞳、この美女の何がどうしてジョーカーに惚れたのか理解を超えるが、愛に生きる女というよりは、それも一種の精神病とバットマンは分類している。
「いやーん。だってね、気づいたの。プリンちゃんはプリンちゃんでステキだけど、あなたってばゴッサム一の偏執狂の一人だもの。これ以上の研究対象はないと思わない?」
そんなわけで昨日の晩からずっとハーレークィンはバットマンの後をつけている。
白衣にハイヒールだが普段と変わらぬフットワークで、実のところ戦闘能力はジョーカーよりハーレークィンの方が上だとバットマンは確信している。残念なことに、頭が悪い。
「この前もジョーカーに骨折させられてアーカムに戻ったのに、まだわからないのか?」
「だってー。プリンちゃんったら優しいんだものー」
はにかむハーレークィンはいつもの白塗りメイクがないだけ表情がよく分かり、(十代の乙女のようだった)、バットマンはげんなりとした。
「で、どうしてコウモリの格好なんてしてるの?何かトラウマ体験が?」
カウンセリングを無理やりしようとする、精神科医くずれにバットマンは緩く頭を振った。
「ロビン」
「はいよー」
やる気のない返事とともにハーレィクインゼルの足にワイヤーが絡み、あっというまに宙吊りにされる。
ぶら下がったハーレィクィンがタイトスカートを履いていることに気づいて、ロビンはマントをかけてやった。
「あのさ。いっちばん変な精神異常を調べたいっていうあんたもおかしいし、ジョーカーも狂ってるし、もちろんうちのボスもだけどさ」
ロビンは子供らしからぬ冷静さでハーレークィンの落としたカルテに目を通し。
「そもそもこの街に住んでて、精神的に正常ってどんなヤツをさすわけ?それが決まんないと、この研究も意義がないと思うんだよね~」
ハーレークィンはぶら下がったまま、ロビンを異形をみるような目で見た。
「ロビン、行くぞ」
バットマンは近付くパトカーのサイレンに満足するとバットモービルを呼び出し、ローティーンにしてすでにフェミニストなロビンにちょっとだけ不安が過ぎった。
「いま行くよ」
ハーレークィンを下ろして縛りなおすとロビンはマントを拾い上げて、ハーレークィンにキスを投げた。
「じゃあね、べっぴんさん」
「はーい。またね~」
ハーリーン・クインゼルは少しぼんやりとした眼差しで、助手席に飛び乗る駒鳥を見送り。
「あ、あたしのカルテーーー!!」
持ち去られたカルテに涙目になった。
夜のゴッサム、バットマンの定位置ともいえるガーゴイルの眼下ではぶち切れた闇の騎士と、彼に黄色い声援を送るスッピンのハーレークィンという珍しい光景が繰り広げられていた。
「いい加減に、しろーーっ!」
ワイヤー付のバッタランが飛び交うが、意外にちょこまかと逃げて、ハーレークィンが捕まらない。
暗闇にも光る明るい金髪に色っぽい流し目の似合う瞳、この美女の何がどうしてジョーカーに惚れたのか理解を超えるが、愛に生きる女というよりは、それも一種の精神病とバットマンは分類している。
「いやーん。だってね、気づいたの。プリンちゃんはプリンちゃんでステキだけど、あなたってばゴッサム一の偏執狂の一人だもの。これ以上の研究対象はないと思わない?」
そんなわけで昨日の晩からずっとハーレークィンはバットマンの後をつけている。
白衣にハイヒールだが普段と変わらぬフットワークで、実のところ戦闘能力はジョーカーよりハーレークィンの方が上だとバットマンは確信している。残念なことに、頭が悪い。
「この前もジョーカーに骨折させられてアーカムに戻ったのに、まだわからないのか?」
「だってー。プリンちゃんったら優しいんだものー」
はにかむハーレークィンはいつもの白塗りメイクがないだけ表情がよく分かり、(十代の乙女のようだった)、バットマンはげんなりとした。
「で、どうしてコウモリの格好なんてしてるの?何かトラウマ体験が?」
カウンセリングを無理やりしようとする、精神科医くずれにバットマンは緩く頭を振った。
「ロビン」
「はいよー」
やる気のない返事とともにハーレィクインゼルの足にワイヤーが絡み、あっというまに宙吊りにされる。
ぶら下がったハーレィクィンがタイトスカートを履いていることに気づいて、ロビンはマントをかけてやった。
「あのさ。いっちばん変な精神異常を調べたいっていうあんたもおかしいし、ジョーカーも狂ってるし、もちろんうちのボスもだけどさ」
ロビンは子供らしからぬ冷静さでハーレークィンの落としたカルテに目を通し。
「そもそもこの街に住んでて、精神的に正常ってどんなヤツをさすわけ?それが決まんないと、この研究も意義がないと思うんだよね~」
ハーレークィンはぶら下がったまま、ロビンを異形をみるような目で見た。
「ロビン、行くぞ」
バットマンは近付くパトカーのサイレンに満足するとバットモービルを呼び出し、ローティーンにしてすでにフェミニストなロビンにちょっとだけ不安が過ぎった。
「いま行くよ」
ハーレークィンを下ろして縛りなおすとロビンはマントを拾い上げて、ハーレークィンにキスを投げた。
「じゃあね、べっぴんさん」
「はーい。またね~」
ハーリーン・クインゼルは少しぼんやりとした眼差しで、助手席に飛び乗る駒鳥を見送り。
「あ、あたしのカルテーーー!!」
持ち去られたカルテに涙目になった。
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