恋は気紛れ～のオマケ。

なんだったのか、ちらっと文章のネタとして妄想していたことがあったのですが、素敵サイトを回っているうちに完全に忘れました。なんだったんだろう…（呆）

そんなわけで完全に忘れたので、前のＷＷと超人に両頬をキスされる大富豪ネタの続きです。

キャッチコピーは「ごめんねウェインさん」で決まった模様です。

「そうか。お前が壊したのか…」
　新聞を読みながら、バットマンがぽつりと漏らした。
「いや、壊したのはＧＬだよ。私とＷＷは君に悪戯したかっただけ」
　あっさりとスーパーマンが答え、バットマンは丸めた新聞を投げ付けた。
「何が『ごめんねウェインさん』だ！衛星を１個壊しておいて黙ってたのか！？」
「でもほら、君もフォックスさんに言い訳するのが大変だって漏らしてたからさ。こういうことにして公表してしまえば、彼も納得せざるを得ないだろうし、保険も利くだろう？――あ、ダイアナ」
　背を丸めた猫のように威嚇するバットマンににじりよって、スーパーマンは一瞬の差で捕獲に成功した。
「クラーク！」
「嘘だよ。今日はダイアナは非番だもん。君に悪戯したいって言い出したのはダイアナだし、彼女を怒れるかい？」
　うんと彼女に甘い君が？と羽交い絞めにされた状態で顔を覗き込まれ、バットマンは藻掻いた。
「大丈夫ですよ。ウェインさん。あなたがワンダーウーマンの胸のでかさに怯んだことなんて誰も気付いてませんって」
「クラーク！」
　からかわれて、今度こそバットマンは毛を逆立てた。ＷＷの胸。ダイアナの大きな張りのある胸が押し付けられ、一瞬谷間に自分の腕が沈み込んだことが、恐ろしくなかったといえば嘘になる。しかも反対側を押さえていたのはこの男の厚い胸板だ。逃げ場がない状態にしたのは一体誰だというのか。
「誰のせいで！」
「うん？」
　口を噤んだバットマンに、スーパーマンは拘束の腕を緩めた。瞬間で逃れたバットマンが緑の光をかざす。
「ブルース」
「私は帰る。あとはお前一人で何とかしろ」
　クリプトナイトに立ち尽くし、スーパーマンはタワーに一人残された。

　大富豪がロイス・レーンとパパラッチされる四時間前の出来事である。

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　ということで大富豪の逆襲です。でも相手がロイスなら全然超人が嫉妬しないという事実が理解できていません。むしろ安心安心。ロイスも件の写真の編集段階から関わっているので、大富豪が何を拗ねているのか薄々感づいています。

駄目な子！ブルース！！